32歳男 裸一貫やり直して不登校から回復

私は、現在32歳の男ですが、高校の時代に一時期不登校になりました。不登校といっても、完全な不登校ではなく、頻繁にさぼる、遅刻する、早退する。といったような感じです。

週1回ほどはきちんと通っていましたが、それ以外は歯抜け状態もしくは休んでいました。

そうなってしまったきっかけは、音楽・バンドとの出会いでした。自分で言うのもなんですが中学まではずっと勉強していたので当然成績もよく、高校に入っても最初は上の方に位置していました。

正直「楽勝やん」と思って勉強を舐めてかかってやらなくなったことと相まって、同時期にバンドを組みました。

それが良くなかったのです。私は今となると勘違いも甚だしいですが、当時は自分に才能がありプロになれると信じていました。また、バンドの仲間も似たような人間が集まり、付き合いも大きく変わり、そんなこんなで学校へ行く目的や、意味を失っていきました。

加えて、勉強は全くしないわけですから、当然のごとく成績は急降下していき、余計に学校へ通うのが面倒になってしまい、不登校に近い状態になりました。

そんな時期が2年ほど続いて高2の終わりの年末、何に触発されたのかは分かりませんが、いつものバンドのメンバーと忘年会をする気にはなれませんでした。別に仲たがいしていたわけではなかったですが、私は行きませんでした。

その代わりに久々に勉強をしていた時の友達から電話がかかり、誘われました。その時はもう疎遠になっていましたが、何となくどうせ予定もないので行ってみることにしました。

その中で、最近はどうだとかくだらない話を延々としていました。そしてその友達がぽつりと

「なあ、お前どうするん?正直心配やし、余計なお世話やと思うねんけど、バンドそろそろやめて勉強してみたらどうやろ?」

とか言ってきたので私はもちろん猛抗議しましたが、長い激論の末、丸め込まれてしまったのです。

まあ向こうは私が遊んでいる間ずっと勉強していたわけですから言い負かされて当然だったのかもしれません。

そんなこんなで、私は高2をもってバンドを脱退し、頭を丸めて学校へ行き勉強することにしました。学校に行ったのは、さっさと単位を取ってしまい、受験勉強に集中するのと、内申書を書いてもらうためでした。

勉強は高1からやり直したので本当に大変でしたが、先ほどの友達や、その友達が最初は嫌な顔一つせず手伝ってくれたおかげと、私自身も寝食を忘れるくらい努力したおかげで夏ごろには、彼らと模試で肩を並べるほどの成績まで回復しました。

その後、第1志望には落ちましたが第2志望の大学に進学することができました。

やはり、諦めずにやることと、付き合う人間を自分の意志で選ぶことが堕落から脱却する最大のポイントかと思います。