28歳女性 仲間外れにされ不登校 辛い時の逃げ方を知る

20代女性です。
高校2年の時に仲が良かった女子のグループから無視をされた事がきっかけで数カ月ほど不登校になりました。今思えば子供同士の些細な諍いが原因だったと思いますが、当時はそれが自分の世界の全てで、「無視をされるともう自分の居場所はない」と思い込み登校する事が出来なくなりました。
地元が田舎だった為特に娯楽もなかったので、学校に行くふりをしてそのまま原付で山へ行き夕方までぼーっと風景を眺めてひたすらこれからの人生について考えていました。
さすがに何回か繰り返すうちに学校から親に連絡が行ったのでバレてしまいましたが、親に「そんなに嫌なら無理して行くことはない。ただ、中退だけはしないで欲しい」と言われ、「ああそうか、それなら行くだけ行って嫌ならまたすぐ家に帰ればいいか」と謎の開き直りをしたことを覚えています。
その後も「無理して向き合うと自分が余計に辛くなるだけだ、それなら無理しないで時々逃げよう」と何度か山に行っていました。当時の自分にとって、誰もいない山で一人雲を眺めながら今後の自分の事を考える時間は必要だったと思っています。
教室はどうしても嫌いな女の子たちがいる、またあの子達が私のことを無視しながらも裏では悪口を言っているなんて妄想に取り憑かれてしまっていた当時の自分。逃げても良いと言ってくれる人はそんなにいなかった。なら勝手に逃げるしか方法はないじゃないと当時の自分は本気で思っていました。
学校に行くふりをして山に行ったり川に行ったり、飽きたら家に帰るという、こうして振り返ると「一体何をやっているんだ」と言いたくなるような行動をして学校に行かない日が続きましたが、そのうち「嫌になったら帰れば良いから」と思うようになり徐々に学校に行くようになりました。私の事を仲間外れにしていた子達とはその後喋らなくなりましたが、「私には逃げる方法があるので」と思うことで苦しみは半減されたように思います。
私はあの時の自分に「逃げて正解だったよ」と言ってあげたいです。大人になってから当時のことを振り返ると「そのぐらい我慢しなよ」と思ってしまう部分は確かにあるけれど、じゃあ万が一逃げていなかったらどうなっていたんでしょう?上手な逃げ方を知らないまま大人になっていたら、多分今の自分はいないと思います。
自分自身と現実に向き合うのって、実は学校を卒業してからも出来るのです。どうしても辛いという時に無理をして自分自身が壊れたら元も子もない気がします。それこそ人それぞれなのでしょうが、私は今学校に行きたくない人には「逃げても良いよ、まずは自分自身を守らなきゃ」と言いたいと思います。