35歳女性、趣味の友達の力で不登校克服、勇気を出してよかった

私は現在35歳、主婦をしています。子供は2人いて、毎日家事に育児にパートにと忙しい日々を過ごしています。
私がはじめに学校に行けなくなったのは、小学校6年生の頃でした。2年生からずっと無視やからかいなどでいじめられてきましたが、ついに校門から足を踏み入れられなくなってしまいました。小さな小学校だったので、他の学年の子からも噂されたり辛くて行けなくなってしまったんです。それから中学も2年から不登校、高校では特にいじめはなかったのですがどのように学校生活を送っていいかというのがわからなくなってしまい、結果浮いた存在となり、不登校になりました。
私が回復したきっかけは、趣味でした。眠れない夜に好きなバンドのことをネットで語っていたら、何人か友達ができました。ライブが発表され、友達に一緒に行こうと誘われましたが、私は不登校で引きこもり。外にも出られないのにライブなんてとても行けないと思いやんわり断りました。私の歯切れの悪い答えに、悩みでもある?と聞いてくれた友達に現状を話してみると、じゃあまず近所で会おうよ、と話してくれました。近所で会い、駅前のカフェに行き、電車で隣の駅まで…と友達数名の協力で徐々に行動範囲を広げることができました。引きこもり人を信用することができなくなった私に友達ができ、人に悩みを話せるようになったのです。
「どうしてここまでしてくれるの?」と聞いてみたら「だってライブってすごく楽しいんだよ!絶対見せてあげたかったの」と素敵な笑顔で答えてくれました。私はそれを見て、ただ家で寝て過ごす時間は無駄だったのかもしれない、と思いました。実際外に出て仕まえば、なんてことはなかったんです。ただその踏み出す勇気を不安感に押し込められていただけだったとわかりました。
すぐに親に頼みチケットを買い、友達とライブに行きました。すごく楽しくて、その後も参加したいと思い費用を稼ぐためにバイトも始めました。バイト先ではいじめられたりもしましたが、バイトは学校と違いやめちゃえば済むので、ずいぶん気が楽でした。
バイトで人と接することに慣れた私は、3ヶ月休んでいた高校に再び通うようになりました。単位はギリギリでしたが、なんとか進級することもできました。進級すれば友達もでき、卒業まで楽しい高校生活を送ることができました。
好きなものの力と、友達の力はすごいです。学校が辛くても、きっと学校の他にも居場所はたくさんあります。学校だけが世界の全てじゃないと思えば、学校で過ごす数時間なんかちっぽけなものだと思えるんじゃないでしょうか?不安で学校に行くのが怖い、外に出られないならば、まず一歩踏み出すきっかけを無理矢理にでも作ってみてください。とても勇気のいることですが、きっと「なんてことなかったな」と思え、自信もつくと思います。