29歳女 環境と自分を変えたことで不登校から回復 人は変われる

はじめまして。現在は専業主婦をしています。中学3年生の1年間はほとんど教室には行っていません。

私が不登校になったのは今は珍しくもないいじめが原因です。母の勧めで運動部に入りました。元々教室の隅で絵を描いたりしている人間でしたので、運動部なんて今考えれば無謀でした。運動部では上下関係が厳しく挨拶、コートへの立ち方などとても細かく先輩に指導されました。放課後、私は、たまたま会った先輩へ挨拶をすることができずに次の日部活に行くと呼び出され、「先輩に挨拶しないとはどうゆうつもりだ。お前から挨拶に来い」と言われ、その日から目をつけられました。先輩側についた同級生にも根も葉もない噂をたてられ、部活には行かなくなり、だんだん学校も行きづらくなりました。幸いにも友人には恵まれていたため、完全な不登校にはなりませんでした。2年になりましたが、人間関係に振り回されたり、勉強もわからなくなってきたり、学校に行くのが憂鬱になってきました。2年の途中から学校へは毎日行かなくなりました。友人の中にはそのことを責める人もいました。3年になると学校には行かなくなりました。教室に行くと気分が悪くなるからです。クラスメイトが学年の問題児ばかりだったことも理由の1つでした。問題児達からみると暗くてうじうじしていてイライラする存在だったようでいないもののように扱われました。ある日「教室じゃなくて保健室なら来れる?」と先生に言われ、保健室登校が始まりました。しかし、不登校は何人もいて保健室だけは狭いので不登校のこどもが登校する部屋ができました。その中では学年男女問わず何人かの生徒がいました。勉強は遅れた分を先生が来て教えてくれたり、テストを受けさせてくれたりしました。とある先生が「テストを受ければ成績をつけるように配慮する」と言ってくれました。おかげで3年の成績表が真っ白になることはありませんでした。しかし成績がほぼつけられない中での進学はなかなか難しいもので先生が成績の関係ない学校はどうかと何校か提案してくれました。その中で単位制の学校へ進学しました。実家から少し距離がありましたが制服はなく、単位制なので自分に責任を持って行動しないと卒業できないという学校で自分を変えるにはいいのではないかとその学校へ進学を決めました。入学すると最初から大変でした。時間割は自分で決め、卒業する年数に合わせて1年で授業をどうとるか考えなければいけません。自分の卒業を自分で責任をもって考えなければいけませんでした。毎年自分で時間割を決めていると自分のことを自分で決められていることがとても我ながらよくやっていると思いました。中学は義務教育で休んでいても勝手に卒業できると思って学校へ行かないこともありました。でも高校はそうはいきません。休めば単位がとれず簡単に留年してしまいます。留年が嫌で辞める人や自己管理ができず、辞めていく人がたくさんいました。その中で自分で決めたことを自分でやりとおすことができた3年間はとても大きいと思います。私は単位制の学校へ進学したことで自分の行動に責任をもつことの重要さや大切さを改めて感じました。自分を無理にでも変えたい時はそうしなければいけない環境にしてしまうのもありだと思います。大学へ進学し高校での単位制の環境で学んだこともあり、4年間はとてもスムーズに単位もとれ、無事に卒業しました。
中学時代の不登校で勉強もほとんどしていなかったため、大人になった今、日常生活の中で困ることがたくさんあります。人にもよくそんなことも知らないのかと馬鹿にされます。でも中学時代の不登校があったから単位制という変わった高校へ進学し、自分のことに責任をもつことを学びました。その経験が大学では活き、スムーズに過ごせたのですべては意味のあることだと思いました。
不登校の時はとても辛くてこれ以上辛いことがないと思って絶望のどん底にいると思います。でもその経験があるから選ぶ道もあると思います。
後悔していることは勉強です。わからないからいいやですませてしまった結果、今は簡単な計算や英語もわかりません。勉強はその時は将来役に立つのかと思ってもきっとやったことは無駄にならないと思います。なので勉強はできる限り学校は行かなくてもやった方が将来自分のためになると思います。
私は環境が変わったことを機会に自分も変わろうと思い、辛い不登校から抜け出せました。環境を変えるのもなかなか大変だと思いますが、自分は考え方1つで変われます。教室に行けないなら今日は門まで行くもしできたら自分をほめてあげる。など自分に少しすつ自信をつけていければ少しでも考え方とかが変わるのではないかと思います。