37歳女。行かなくてもいい!のんびりしてみたら視野が広がり今幸せ

高校2年生の時、不登校になりました。自分の能力、将来について悩むようになり登校できなくなりました。両親は無理に登校させることはなく、あちこち旅行に連れて行ってくれたりそっとしておいてくれました。私ははじめのうちは、学校に行かなくてはいけないと思い焦りを感じていました。色々考えていましたが、しばらく自宅で好き勝手な生活を送りのんびりしているうちに、行かなくてはという考えがなくなってきました。そうして数ヶ月間自宅で休養してみたら、ふとどこかへ行きたい、外に出たいと思うようになりました。そこで、自分で色々調べ、単身ドイツに渡り語学を勉強しようと決めました。2ヶ月のクラスでした。今思うと、すごい行動力だったと思いますが、その時はやってみたいと思い迷いはありませんでした。そして、2ヶ月間、言葉の通じない異国で一人で生活し、他国の人と交流し帰国。それは言い尽くせないほどの体験となりました。他人や細かいことを気にしなくなり、自分は自分らしく、そして視野を広げれば世界は無限に広がることを知りました。帰国後はまた数ヶ月間、引きこもってはいましたが、何かをしようと考え、将来に目を向けることができるようになりました。しかし再び登校することは考えず、高校を辞める決心をしました。そして、不登校になってから約一年半、大学に行くことを決心しました。と言っても、高校は単位も十分に取れておらず、退学してしまったので、まずは受験資格を得なければいけませんでした。まだ、あまり人に会いたくなかったのですが、通信制の高校で単位を取得することにしました。スクーリングの際には登校しなければなりませんでしたが、数回でしたし、やりたいことの為だと思えば苦ではありませんでした。無事に単身も取得でき、高校卒業の資格を得ました。ここからは大学受験の猛勉強でした。まずは高校生レベルに追いつかなければいけない、そこから受験対策となるので時間はありませんでした。睡眠時間を削り一日中勉強しました。そして第一志望の大学に進むことが出来ました。合格したとは言え、不登校と引きこもりの期間が長かったので、大学生活にももちろん不安がありました。しかし、始まってみたらストレスは無く、良い友人も出来、授業も楽しく、完全に復帰できたことを自分でも感じました。大学に行くと決めた際、在学中にまた留学をすると決めていました。大学生活はその留学試験に合格すると言うビジョンがあったので、毎日が充実していて、悩みも減りました。在学中に留学試験に合格し、1年間のドイツ留学が実現しました。そこで今度は、ドイツで就職したい、ドイツに暮らしたいという新しい目標ができました。こうして、常に目標をもって生活するようになりました。悩んでいた引きこもりの時代があったからこそ、前を向いて行きていけるようになったのだと思います。当時は、絶望的で全てに悲観的、新しい道など絶対にないと思っていました。何かしなくてはと思っても、どうしたら良いのか分からない。学校に行きたくない時は行かなくて良いんです。辛かったら無理しないで良いんです。学校が全てではありません。まずはのんびりして、気がすむまで寝てみたり、飽きるまで好きなことをしてみたり。
今は可愛い子供と旦那と3人で暮らしています。子育ては大変ですがとても幸せに暮らしています。時々過去を振り返ることもありますが、後悔よりむしろ良い選択をしたと思っています。ただ、高校時代に仲の良かった友達に、当時何も話さずに離れてしまったことは少し後悔しています。大切な友人に心配をかけ、そのまま疎遠になってしまったこと。あとは、両親に多大な心配をかけたことです。それでも優しく見守ってくれた両親に心から感謝しています。今までの経験を決して忘れずに、人の痛みがわかり、優しい人間でありたいと願っています。