43歳女 環境を変える事で回復 前向き

小学5年生の時に、登校拒否になりました。母が亡くなり、その当時、母がいないのはクラスで私だけだったので、それが辛く、悲しく、そして周りからかわいそうな子だと思われているような感覚がとても嫌で、学校に行くのがしんどくなりました。また、当時授業で、母親が題材の物をやっていた事が、子供心に辛く、学校に行かなくなりました。学校へ行かなくなってから、担任や、友達が自宅に来たり、それもまた放っておいてほしい、と感じていました。学校から、児童相談所に行くことをすすめられて、行ってみるとそれまで自分が出会った事のないような子どもたちがたくさんいて、みんなそれぞれに悩みや葛藤を抱えていました。色々な人がいて、みんなそれぞれに何かを抱えて悩んだり、苦しんだりしているんだと感じました。児童相談所の子どもたちと、遊んだり、話したりするうちに、少し気持ちが和らぐような気がしました。学校に行かないと、とにかく時間があるので、母親が亡くなるまでは、ほとんどお手伝いをしたりはなかったのですが、ご飯を作ってみようと思い、買い物に行って、カレーを作ったり、ハンバーグを作ったりしました。自分のやりたい事を、やりたいタイミングでやる、そういう中で、少しずつ、母を亡くした苦しさや、辛い気持ちが薄れるように思いました。このままじゃ駄目だよなぁ、と感じ始めた時、自分を知らない人の土地にいきたい、やり直したい、と思うようになりました。家族で話し合い、中学生になるタイミングで引越しをして、心機一転、中学生からやり直し事を決意しました。自分のことを誰も知らない町は、全てがいちから作っていかなければならないので、そのしんどさは多少ありましたが、それ以上に、登校拒否をしていたという目で見られる事がなかったので、最初からやり直しができるという、喜びやワクワク感がありました。中学では良い友達に出会えて、学校に行く事が楽しくなり、母を亡くしている事も自分から話すことができたり、気持ちが明るくなりました。環境を変えること、わたしにとっては、これは大きなきっかけでした。環境を変えることは、自分だけでは難しい場合が多いですが、変われるチャンスではあります。