30歳 女性 やりたいことをやる 人生が豊かになった

私は高校三年生のころ、突然不登校になりました。
同じクラスに仲の良い友達がいて、成績も真ん中くらい。
勉強熱心ではなく、部活とアルバイトを楽しんでいました。
高校三年生の夏になること、そろそろ本気で進路を決めなければなくなり、
部活を引退してアルバイトを辞めて、大学を探し始めました。
しかし、やりたいことが全くわかりません。
音楽が好きだったのですが、その道で生きていくことができるほどの腕もありませんし、
どちらかというと体力もなく、裏方の仕事ができるほどタフではありませんでした。
やりたいことがわからなくなり、朝起きられなくなり、学校にいけない日が増えました。
投稿しても、授業中に気分が悪くなり、保健室に行くことも多かったです。
なんとか頑張って、午後からだけでも教室に行ったりしました。
私は電車通学でしたが、高校の近くに住む友達が家に泊めてくれて、
テスト期間や終業式などはなんとか乗り切り、進路が決まらないまま高校を卒業しました。

予備校に入りましたがそこにも2,3度行ったきりで、通えず、
自己嫌悪で毎日家で泣いて暮らしていました。
今思えば完全にうつ状態で、家族と一緒にご飯を食べることも、友達も遊ぶこともできなくなっていました。
あの頃適切な治療を受けていればよかったと思っています。

他にやりたいことがないと、両親に話して、
音楽を学べる学校に入学しました。
進学をする意味があるのか、そのときは自分でもよくわかりませんでした。
通学時間は1時間半でしたが、それからは無遅刻無欠席で学校に通いました。
毎日がむしゃらに勉強をして、充実した毎日でした。

結局音楽関係の仕事に就くことはできませんでしたが、
自分のやりたいことをやりきることができ、
うつ状態がかなり良くなり、心が豊かになったと思います。
学べる環境がどれほどありがたいことかもわかり、勉強することが好きになりました。
もっと早く、高校三年生のころに同じようにやりたいことやる決断ができていれば
何か変わったかもしれませんが、
やりたいことができないことと、できるようになれば自分がどれだけ熱心でできるかがわかって、
よい人生経験だったと思います。

自分がどんな状況で力を発揮するのか、人生の早い段階で知ることが大切だと思いました。
私は結果を考えるよりも、やりたいと思ったことをやることで、
力が発揮できるタイプでした。
今不登校の人も、どこか別の場所ややりかたなら自分の力を発揮できると思います。
不登校で進学をためらっている人も、
思い切ってやってみれば、また通学できるようになるかもしれません。

今は音楽以外のことを自分で勉強しています。
不登校のせいで進学をあきらめていたら、
こんなに自分で勉強をしようとはしなかったと思います。
学校だけがすべてはありませんが、学ぶことは人生において大切なことだと私は信じています。