26歳男 幼馴染の行動で再登校を決意 仲間を作っていくことが大事

小学生の頃はバスケットボール部に所属しており、同じ部活内にいた同期と、試合中のミスや試合で負けた言い合いが原因で酷い虐めに遭っていました。

暴言程度は我慢できていましたが、知らない間に学年全体で私が悪人というように話が広まり、無視されるのも当たり前、しまいにはボールをぶつけられたり蹴られるといったことにまで発展し、当時の私にはこんな大勢の暴力に耐えることはできず、学級担任にも相談しましたが特に対応もしてくれず、一時期不登校になった時期があります。

流石にずっと不登校というのも良くないので、もちろん親にも責められました。
といっても、無理に私を学校に行かそうとすることはありませんでした。
何より「休むなら今の内に人より強くなる為にはどうしたらいいのか考えろ」ということで、ひたすら強くなる方法を当時考えていました。
当時の私はまだ小学生なので、「喧嘩で強くなる」「人を簡単にぶっ倒すくらいの能力を持つ」ということしか頭にありませんでした。
家の近くにある木を毎日ように殴り続け、手に包帯を巻いてしまうくらい必死こいて強くなろうとしていました。

ある日突然、幼馴染が私を心配してくれて家に来ました。
もちろん、その幼馴染も私が虐められて学校を休んでしまっているということに気付いています。
当時の私は精神的に不安定だった為、「喧嘩でも売りに来たのか?」と思っていました。
ですが、その幼馴染はわざわざ菓子折りまで持って来てくれて、どうやったら私が再び登校できるようになるのか、一緒に相談してくれました。
病院で診察されるかのような感じで相談してくれたのは、今でも鮮明に覚えています。
その幼馴染に経緯や「実は早く学校に戻りたい」という心情を伝えると、「僕が本人に気付かれないように良い人だということを広めるよ。先生にも言う。僕の親も話を聞いて怒っているんだ。」と言い、私の印象改善に努めてくれるようになりました。

その後、その幼馴染の親も私宛に電話してくれたり、学校に行けるようしてくれる等と色々と協力してくれました。
また、この時は学校からも頻繁に心配の電話が掛かってくるようになり、私の親が対応していましたが、結果として「お前は周りに強い人がいるだろ?殴って強くなるんじゃない。強くなるというのは仲間を持つことだ。」と言われ、私も「学校に仲間がいる。」ということを信じ、再登校を決意しました。

再登校日、思いの外、学校はいつも通りの雰囲気になっていました。
普通に話掛けてくれたり、遊びに誘われたりすることもありました。
私を虐めた人達や大元の本人も私に対して何かする訳でもなく、謝ってくれたり、部活に戻るよう話したりしてくれました。
再登校日以降、私は不登校になることはありませんでした。むしろ、仲間を作って問題やトラブルの山を一緒に超えていくことが多くになりました。

今思えば、現在私がこうやって生きているのもその幼馴染や親のおかげだと思います。
現在26歳ですが、今でも「仲間を作る」ということを仕事やプライベートでも心掛けています。

好きな給食のラーメンを人より逃したこと、部活の試合に出れなかったことは後悔していますが、
強くなる方法を学ぶことができたので良かったと思っています。

今現在、不登校の学生は「自分は弱いんだ」「自分は駄目な人間だ」「学校に行っても仲間なんていない」なんて思わないで下さい。
仲間は1人でも十分です。その1人の仲間に全てを打ち明け、相談して一緒に対応していくことで、仲間が10人、100人と増えていく訳です。
その1人を大事にしてあげて下さい。
親でも親の知人、お爺ちゃんお婆ちゃんに相談して仲間にしていくのも良いです。
仲間を作ることが、自分自身の再復帰に繋がると思います。