55歳、男性、切れた行動で打開。反省もあるが、流れを変えられた。

関東の某県に住む50代の男性です。
現在、ライティングを技術をみがくべく日々、研鑽の日々です。
今回は、封印してきた私の不登校の経験をお話しします。
あまり、褒められたような勧められる方法ではありません。
参考程度で距離をおいて読んで下さい。

私が、小学校のころなので、もう大分、昔の話。40年以上も前の話です。
出来れば、思い出したくもないような、思い出。最近の人たちの言を借り
れば、「黒歴史」とでもいうのでしょうか。
今でこそ、私の体型は、中肉中背とまでは、いかずとも標準よりちょっと
太い程度ですが、小学校の頃の体型は肥満児、所謂「デブ」でした。

もうデブとなるとお約束のように周りのみんなら「デブ!デブ!」とからかわれ
何も悪いこともしていないのに、石をぶつけられたり、教科書や靴を隠されたり
して、イジメにあった毎日が地獄のような日々でした。女子にもからかわれるはで、
もう人生の中でも最悪の時代といっても過言ではないです。

で、担任が助けてくれたかというと、全然、助けてくれることなどはしてくれません。
当時の担任は、教師になったばかりの所謂、熱血教師で少々、陳腐化した言い方ですが、
「ハリキリマン」というタイプでした。そんな感じの教師だから、みんなを説得して
やめさせるか?というとそんなこともしくれません。ただ、ただ、静観して私が自分の
力で解決していくのをみているそんな教師でした。今、思っても腹わらが煮えくり帰り
教師に対する恩などは、微塵も感じません。

そんな日々が続いていると、当然のように学校になど、行きたくなんかなくなり
ます。毎朝、学校の行く時間帯になると決まって腹痛やら頭痛がおこりしばしば
休むことが多くなり、休むのが徐々に断続的から連続的になっていきました。

一難、辛かったのは、当時、私がいた地域は、安全性を考えて集団登校をしていたので、
学校を休むと直ぐに誰がいないかわかってしまいます。1日や2日くらいならば、
「ああ、体調が良くないのだな」くらいで見過ごされるのですが、流石に、1週間以上も
休むとなると子供でも「何かあるのでは?」と勘繰る子共が沢山、いたであろうことです。
恐らく、その子共親たちも同じように、要らざる詮索をしていたと思います。
そんな日が1か月近く続きました。不登校というには、少々、短い期間ではありますが。

そんな状態だったある日、心身ともに重たいものをひきずりながらも登校しました。
胸にイチモツ、ポケットにあるものを持って。
案の定、しばらく私が休んでいたので退屈をしていたのでしょう。登校すると早速、
例の「デブ!デブ!」のイジメが始まりました。最初にうちは、我慢をしていましたが、
背中に、墨汁をかけられたときには、流石に、ブツリと私の中で何か切れてしまい、
ポケットにあるものをそいつにむかって投げつけました。そう、今では、あまり見かけなく
なりましたが鉛筆を削る「肥後の守」というナイフです。正直、本気で当てるつもりで投げたの
ですが、狙いは、外れて黒板の枠い「ドスン!!」と突き刺さりました。しかし、これが、よかった
のかもしれません。周りの皆が、ドン引きして、水を打ったようにシーンと静まり返りました。

当然、担任には怒られて、ナイフは没収されました。自分の力で解決したのだから怒られる
いわれなどはないはずなのですが。勿論、親に連絡されて親からも、こっ酷く叱られました。
しかし、私は、子供ながらにあることに気が付きました
「時によっては強くでれば、自分の運命も変えることができるんだ」と。
以後、イジメはほぼなくなりました。と言うか、「こいつは切れると何をしでかすかわからなく
なる」という印象を周囲に植え付けさせることに成功したのだと思います。
そんな印象を植え付けさせてしまったせいか、友達と呼べる人間は、当時は皆無でした。
しかし、自分としては、殻を一つ破りきることが出来た、妙な達成感をもったのを今でも
思い出します。

昨今のイジメは、ネット社会も手伝って陰湿極まるもになり、それが原因で命を絶つ
ということも多々あるということを新聞などが報じています。

冒頭にも書いたように私のとった方法は、決して、良い方法ではありません。
幸いというか何というか狙った相手には当たりませんでしたが、もし、当たっていたら
大怪我、悪くすれば死に至らしめたかもしれないです。

ただ、学校というところは、命がけでいくようなところではありません。増して、親たちの
世間体でいくようなものでもありません。粗暴な行動をとった私がこんなことを書くのも
矛盾していますが、自分で「辛くもうこれ以上は限界で耐え切れない」と感じた時は、躊躇する
ことなく「逃げてください」。私が子供の頃にもあったのかもしれませんが、今は、フリー・
スクールなどがありリカバリー・ショットを打てる機会や方法は沢山あります。
いや、「逃げる」ということが適切でなければ、「リセット」という言葉がいいかもしれません。

意外にも芸能人や人を笑わすのが仕事のお笑い芸人にもイジメで不登校になった経験を持つ
人は多くいます。不登校などというのは、然程、異常でも珍しくもないことだと思ったほう
がいいようです。

長い人生です。ちょっとくらい「リセット」をして回り道をしたところで、大きな失点には、
なりません。「リセット」をすることで意外な発見になったり、成長の糸口になることだって
あるかもしれないのです。あまり「一般的な道」「かくあるべし」に拘らないで生きた方が
楽にいきられるものです。