20際の男、1年で復帰できたのは住み込みバイトで。今でもよい思い出

もういいおっさんです。
きっかけは、学生時代。プールが大っ嫌いでした。金づちだったからです。それで、プールの授業のある日は、家でふて寝をしていました。そのうち、何かと学校をサボるようになりました。夜間高校もあるところだったので、夜になっては美術室に入り込み、好きな絵を描いていました。そのうち、大学受験のシーズンになりました。何とか大学に入ることができました。ただ大学にもプールの授業がありました。「大学生になってもかあ」と落ち込み、引きこもりに、本格的になってしまいました。家でやることといえば、ゲームもない時代、枕元に小さな白黒テレビをおいて、寝ながら日がな一日、テレビをぼーと見ていました。ギターを一日中ひいたり。家にいること自体もつらくなり始めました。何とか、「ガラッと人生、大展開、変えたいなあ」と思うようになりました。
ある日、ふと、ある求人広告が目に飛び込んで来ました。引きこもって一年ほど経った頃だったと思います。「苗場のスキーロッジでワンシーズンのアルバイト。人生を変えよう」みたいな記事だったと思います。「これだ!」と思って、しんどい思いをして面接を受けに出かけました。採用が決まって、スキー・グッツなど買い求め、初めて親元を離れて数ヶ月、住み込みの仕事をやりました。生活のリズムがまったく変わり、新鮮な気分に体のすみずみまで生き返ったような感じでした。仲間もでき、学生時代に味わうことが出来なかった連帯感を感じることも出来ました。そこで知り合った一人とは、今も交流があります。アルバイトの中には、いろいろな事情人がいました。防衛庁に就職が決まって、出社までのワンシーズン働きに来ていた人とか。この人にひどいことを言ってしまったことを今でも後悔してます。「自衛隊とか、とんでもない。最低だ」とかそんなふうなこと。若さのあまりの、思い込みで暴言でした。それと調理師のお年寄り。最後、「いつでも来い、使ってやるから」声をかけてくれたのに。「調理師なんて、やなこった」みたいなことを言ってしまいました。悪いこと言ったなあ。
いま、引きこもって苦しんでいる人。ちょこっと、変えよう、よりも、「全リセット」しよう!みたいな感覚、大事だと思います。