33歳女 「自分のために」を考えたら学校に 目が覚めて良かった 

30代主婦です。
高校生の頃、一時不登校状態でした。
いわゆる「いじめ」を受けたわけではありません。ただ、無気力で、「学校に行く意味がわからなくなってしまった」んです。義務教育でもなく、受験をして、親に学費を出してもらって通い始めた高校なのにです。
そもそも私は高校受験に失敗し、残念ながら第一希望の学校に行くことができませんでした。滑り止めで受けた学校は、滑り止めで受けただけあって本来の希望校より学力レベルはだいぶ下がり、そのくせ独自の教育方針というか、色々口うるさかったんです。今思えば子供が何を生意気なことを、といった感じですが、当時は思春期まっさかり。服装や授業態度を厳しく指導されることや、「こんな学校、来たくて来たんじゃないのに」という卑屈な気持ち。そんな色々がないまぜになって、出た結論が「なんか行きたくないな」でした。
学校に届け出をすればアルバイトができたので、お小遣いだけでは毎月買いたいものが追いつかなかった私は入学してすぐアルバイトを始めました。自分でお金を稼ぐ楽しさを覚えたのは良かったものの、週に5~6日びっちりアルバイトを入れるせいでいつも疲れていて朝起きられない。そこへ前述の「行きたくないな」「だるいな」という気持ちが合わさってくるので、学業は疎かになり、成績も下がって先生に叱られ、ますます行きたくなくなる。完全に悪循環でした。
友人たちの「ちゃんと来なよね」の言葉も当時の私には響かず、寝坊して起きたらごろごろ過ごす、夕方からまたアルバイト…という日々でした。両親も最初は怒っていましたが、だんだんうるさく言わなくなりました。見放されてしまったのかもしれません。
ですがある時、アルバイト先に来た外国人のお客さんへの対応が満足にできず、はがゆい思いをしたことがあったんです。
その時に、「英語がもっとできたら良かったのに」と思いました。
なんと、それが不登校をやめるきっかけになったんです。
勉強が大嫌いな私なのに不思議だな、と今でも思いますが、結局は負けず嫌いなところが強かったんだと思います。

久しぶりに学校に行って、急に英語を一生懸命勉強する私に、友人たちも先生も驚いていました。
出席日数はギリギリ足りていたので留年という事態にはならずに済みましたが、休んでいた分の勉強を取り戻すのにはやはり苦労しました。つまらない理由での不登校なんて、するもんじゃないなと今も当時のあの時間をもったいなく思います。